猩猩って読めますか? 猩猩園 出雲市 【和菓子】
しょっぱなから漢字クイズで入りましたが、皆さんは読めましたか?
答えは「しょうじょう」というのだそうです。そうですあの「だまれ猩猩たち」(もののけ姫)でおなじみのあれです。「そんなセリフがあったような感じ」
ちなみに猩猩って猿のことだと思っていた方も少なくないと思うのですが、実際は中国の架空の動物だそうです。
でも、オランウータンの漢名でも使われていたとあるので、間違いではないのか。
確かに「もののけ姫」でもオランウータンだったような気がする。
とりあえず名前だけでも興味を引くこのお店の評価は
・コスパ ★★★ 3.0
・評価 ★★★ 3.0
このような評価となりました。では味の紹介です。
『甘みがちょうどいい』
よく、お菓子屋で思うことが、もう少し甘みを抑えてほしかったということです。そのなかでこちらは非常に甘さを抑えた作りになっており好感がもてました。
この日は、「きんつば」「みそあん柏餅」「最中」をいただきました。どれも正統な和菓子といったかんじでお茶とよく合いました。
コーヒーと抹茶といただいたのですが、どちらとも相性は上々でした。だいぶ暖かくなってきましたので、外で水筒にコーヒーを入れて、花見がてらのお散歩とともにいただくと、また格別なのではないでしょうか。
『それぞれの特徴としては』
「きんつば」は甘みがほんとにギリギリまでおさえられており、小豆の豆を感じさせる作りになっています。
外側の皮が固いものがありますが、こちらはそんなことなく、柔らかくあんこを優しく包んでいい食感でした。
柏餅のあんに味噌を入れるというのは一般的なんでしょうか?あまり食べたことのない味付けだったのでちょっと印象的だったのですが、味噌と甘みって意外と合うものなのですね。新たな発見ができてよかったです。
最中はあまり特別さはないものの、伝統的な味という感じでお茶受けにいいなと思いました。
ここで失敗したなと思ったのはロールケーキでした。和菓子屋のロールケーキって最近はどこにでもおいてある印象ですが、ついつい挑戦してみたくなりませんか?
この日もちょっと挑戦してみますかって感じで、試してみました。
抹茶の香りは確かにあるものの、あまり驚きのない味でした。
おどろいたのは味ではなく、裏に書いてある製造元を見たときです。
「えぇ、この商品この店のものじゃないじゃん!」
そうなのです。よそから取り寄せたものを委託販売しているものを買ってしまっていたのです。これはちょっとがっかりでした。
本日の教訓としては、店で売っている商品が必ずしもその店で作ったものとは限らないということ。「油断は禁物」でした