味噌ラーメン専門店に行ってきました。「米子市 唐崎商店」【ラーメン店】
以前一度おじゃましたことがあるのですが、久しぶりに行ってまいりました。
こういったジャンルとか方針が一貫しているお店が好きなので、期待しての訪問でしたが、その評価は
・コスパ ★★★ 3.0
・味 ★★★ 3.0
わりと普通の評価に落ち着きました。以下に解説していきます。
『ラーメンというよりもはや鍋またはなべ焼きうどん』
ボリュームというか食べ応えの点がラーメンを超えています。これはいい意味でつかっているので誤解のないように。
味は味噌がしっかりきいていて、まるで味噌鍋を食べているかのように錯覚します。なぜなら、野菜ももやしなどけっこうしっかり入っており、そのほかひき肉や信州みそ味には山菜、九州みそ味にはさつま揚げ、北海道みそ味にはポテトと具材も多彩で食べ飽きない作りになっております。
麺は太麺でみその濃い味を受け止められるよう考えられており、これも食べ応え満点です。
その夜鍋にしようと考えていた方はきっとメニュー変更を余儀なくされることでしょう。
『チャーシュー 鬼』
ラーメン自体で食べ応え満点なのですが、さらにそれを強化するのがこのチャーシュー、今回はチャーシュー麺を頼んだので特になのですが、大きな大きな焼きおにぎりならぬチャーシューが3枚ものっかってでてきます。
このチャーシューを平らげるだけでけっこうお腹が膨れてきます。だって、厚みが感覚的には2センチくらいあるのが3枚ですからね。ちょっとしたポークステーキを食べてるような感覚です。
うちのような平均的な食欲の家であれば通常のラーメンに一枚追加くらいが適当なところかなと思いました。
『味の全体的な感想は』
難があるとするとその最大のウリの味噌ですかね。九州みそが甘口、信州みそがやや濃口、北海道みそが濃口となっているのですが、うちの感覚だと九州みそが濃口に該当するのではと思うくらいちょっと塩気が辛い印象でした。
ただ、このみそに特化したというスタイルはとてもいいと思うので、そこは変えずにもう少し塩辛さが抑えられれば何度も来たくなると思います。
実際、我々が訪れた時もすぐに満員となり、待っておられるお客さんも見る間に増えていくといった感じでした。
それと、麺は太麺一択しかないのですが、これを細麺でいただく自由度があっても面白いかなと思います。
サイドメニューではチャーハンとギョーザをたのみました。うちの息子がチャーハンジャンキーなので感想を聞くと思いのほか高い評価でした。どうも「お母さんのチャーハンとギリギリまで競って、ちょっとだけこっちがおいしい」らいしいです。
ギョーザはいたって普通というと悪いですが、まあだいだいそんなところです。野菜が多めのギョーザで、みそだれを付けて食べるというのがこだわっていて好きでした。
正直リピをするかは微妙ですが、数年に一度食べに来たくなってしまうような気がします。