柑橘まとめていらっしゃい ネードのお話
世の中にもったいないものはいくつもあると思います。そんななかでも皆さんがあれだと思うものの筆頭として 「家でなっているかんきつ類」 があるとおもうのですよ。
「ほんとに一部受けしか狙っていない話題だなーあいかわらず」
でも正直、もったいないと常々かんがえていたのでございます。世の中、Sdgsだのなんだとのさわがれておりますが、フードロス、これも大変問題ありだとおもうのですよ。
田舎を走っていると、無造作に放置されている果物たちの多いこと、土地はあるのに消費されないこのかわいそうな不憫な子たちをなんとかしたいと思うのが人情じゃござませんでしょうか。
というわけで、私、解決策の一つをここでご提示させていただこうとそう思った次第でございます。
では、発表します。ズバリそれは「ネード」なのでございますよ。えぇっ ネードなんて知らないともうされますか、ネードのことは皆さんよく知っているじゃありませんか、あのネードのことですよ
そう、レモだったりゆずだったりのあのネードのことにきまっているじゃありませんか。
じぶんでもここに気づくまでにいろいろ試行錯誤はございました。夏場であれば、絞ったみかんに炭酸と多少の甘みを加えればほんとさわやかに柑橘を消費できるのでありますが、冬場になってきますと、これがなかなか消費できなくなってくるのでございます。
かといって、ゆずだのを風呂にいれてしまうのも、なんかこう逃げに走ったと、そう、じぶんのなかで、負けたようなそういった感情をもってしうことを否定できないでいました。
それを完璧なまでにぬぐいさってくれたのが、このネードでございます。作り方はいたって簡単、まず湯を沸かします。そしてその湯を沸かしている間に、コップにネードの素となる柑橘の果汁を絞ります。
ここで種が入ってしまうとぐびぐび飲めなくなってしまい、飲みにくくなるので、種を入れないためにこれ、茶こしを使います。この茶こし、日常生活で私ほど使っている人いないんじゃないか、茶道の家元か私かというほどに重宝しております。
ノーライフノー茶こしなのであります。これさえあればいとも簡単にネードを作ることができるのです。果汁を絞ることができたら、そこにはちみつ、甘味料を加えます。はちみつだけで作りたいところですが、カロリーの関係とはちみつって思いのほか甘くないのです。そこをおぎなうための甘味料をプラスし、あとはすっかり沸騰したお湯をそそげば、もうネードの完成なのであります。
今回はウチの山に残っていた「かぼす」を利用してカボネードいってみました。
これ冬場超あったまります。栄養も申し分ないと思います。そして安いです。柑橘を買わずに手に入れることができる場合は。
うちの実家、無駄に柑橘いっぱいあるので、こんどはゆずネードいっちゃおうかと密かに楽しい冬の晩なのでございました。ぐびぐび